道路建設産業労働組合協議会

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50 サラリーマンの声から 60 ゆでがえる 70 ロングテール現象 80 「組み合い」
51 木を見て森を見ず 61 フリーウェイ 71 雨  81  「今年の漢字」
52 フリーウェイ 62 IT革命の結末 72 確率論

 

82

 「インフラ整備」
53 「チーズ」 63 73 「魅力ある業界」へ  

83

 「天変地異」
54 フリーウェイ 64 寿命 74 「言葉」  

84

 「モサエビ」
55 ヒラメ馬鹿・・・ 65 七夕 75 「読書のススメ」  

85

 「メイクミラクル」
56 ビジョンやいかに! 66 体力 76 「兎と亀」  

86

 「千年先も」
57 フリーウェイ 67 チェーンリアクション 77 「今ある幸せ」 87  
58 フリーウェイ 68 ワールドカップ 78 「自分の健康につ   いて考える」    
59 フリーウェイ 69 原点 79 「土浦」    

 

 

86

「千年先も」

 

 皆さん「せんとくん」はご存じでしょうか?2010年(平成22年)に開催された、奈良・平城遷都1300年祭のマスコットキャラクターで、2011年からも奈良県のマスコットキャラクターとして活躍中です。この「せんとくん」、発表されたときはかなり不評で、そのため他の市民団体からは「まんとくん」などのキャラクターも生み出されました。しかしこのゴタゴタの報道のおかげで「せんとくん」の知名度は一気に高まり、今では奈良では欠かせない存在となりました。

 12月の総会でプレス発表予定の「建設産労懇マスコットキャラクター大募集」、これで選ばれるキャラがいずれ建設業界には欠かせない存在に成長しますように。

 

前田道路労働組合 服部 栄三

 

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85

 

「メイクミラクル」

 

これまで野球は日本人気質にマッチしたスポーツだと言われてきた。心理学者によると、その理由は時間制限がなく、9回裏からでも逆転するかもしれないという楽しみを最後まで保証し、ミラクルへの期待を最後まで持ち続けられるからだそうだ。しかし近年はJリーグのみならず、高校からなでしこまでサッカー人気の過熱が著しい。サッカーの場合、点差が開いたままロスタイムに突入すれば追いつくことはあれ、なかなか逆転は難しい。ということは、日本人の気質は期待が薄いなかでも充分に楽しみを見出すようになったということだろうか。そう考えると、何だか小ぢんまりとして寂しい感も。
 建設業も現状のなかで楽しみを探し出すのではなく、でっかい希望を持って行動したいものである。いつかは統一土曜閉所が実現できるように。

 

NIPPO労働組合 有木 秀龍

 

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84

 

「モサエビ」

 

 現在、私が赴任しています鳥取県の海産物と言えば、日本海で獲れる松葉ガニや白イカ、ノドグロが有名です。しかし私がお薦めしたいのは「モサエビ」と言う甘エビのお父さんのようなエビです。モサエビの正式名を「クロザコエビ」と言い、体長は10センチ程度、日本海で多く採れ、2月~5月位に最盛期を向かえます。鮮度が落ちるのが早いため、あまり遠くまで出荷されないようですが、地元では居酒屋だけでなく、スーパーなどで購入することができます。名前だけ聞きますとあまりパッとせず、泥臭そうな感じがしますが、味は甘エビよりも濃厚で身はプリプリしており、刺身やフライ、焼き物にして食べます。私のお薦めは半生で食べる塩焼きです。ビールのお供に最高で、すっかり病みつきになってしまいました。

 最近知りましたが、ご当地バーガーで「モサエビバーガー」なるものもあるらしく、一度食べてみたいと思っています。もし鳥取県に来られることがありましたら、メジャーなカニだけでなく是非是非、モサエビも食べてみて下さい。モサエビ、最高!

 

大成ロテック社員組合  辰 直樹

 

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83

 

「天変地異」

 

 天変地異……。自然界に起こる予想外の大災害を指すが、天と地が動乱し激変の様相を感じさせる言葉である。

 天変地異により地球上の生物が絶滅したり、ごく僅かに残ったものが再び発展を繰返すなど、古来から様々な天変地異説、神話が生まれ広がってきた。天地創造やノアの箱舟なども天変地異を背景に生まれた物語、伝説である。

 21世紀の今、あまり神がかった話は通用しないのだが、タイ・バンコクの大洪水で道路の上を船で移動する写真を見て、現代版ノアの箱船ではないかと思えてしまう。

 我が国では去年3月の東日本大震災による大災害、さらに福島第一原発の事故など、歴史に残る災害の年であったと言える。

 世界的に見ても、地震、豪雨、洪水などが多発している。温暖化による環境問題、異常気象の進行が心配だ。それに合わせるようにリーマンショクの「100年に1度」の不景気から持ち直した矢先、今度は欧州の金融危機など経済も天変地異の様相を呈してきた。

 ”何事にも備えあれば憂いなし”言うは易ししだが、その努力は必要だ。

 

三井住建道路労働組合  酒見 博之 

 

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 82


「インフラ整備」

 

ここ最近、土木関係、特に道路関係を専攻する学生が少ないという話を耳にしました。「土木業界、道路業界には魅力がない。」というのが主な理由です。

でも、果たして道路建設業界が「魅力のない」産業なのでしょうか?

先日、ある会社の社長さんがこんな事を言っておられました。

「今回の東日本大震災において、インフラ復旧の第一段階として東北道は震災からわずか数日で仙台まで開通させた。福島原発の放射能漏れ事故についても原発までの早急な道路の開通が出来なければ、復旧のための資材搬入車両や原発の冷却用ポンプ車だって走れなかった。もっとマスコミも道路建設産業についてアピールすべきだ。」

確かに我々の道路建設産業についてもっと見直されるべきではと感じます。

阪神淡路大震災や新潟県中越地震の時もそうでしたが、高速道路や国道等のインフラ復旧を真っ先に行ったからこそ、比較的早急な復旧・復興が可能となったはずです。

確かにマスコミからすれば報道するには地味な内容なのであまりアピールしないのでしょうけれど、道路建設産業についてもっと「いい意味での報道」をされても良いのではないかと思います。

逆に我々も今回の震災復旧を機に、積極的に道路建設業界を「アピール」してゆく事で、世間一般に対する道路建設設産業のイメージを変えることが出来るはずです。

自分も、この道路建設産業とは、「誇り」を持って出来る仕事だという事を、組合活動を通じてアピールしてゆければと感じました。

 

大林道路職員組合  高島 力

 

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 81

 

「今年の漢字」

  毎年12月にその年の世相を表す漢字一字を公募し、京都は清水寺で発表されており、昨年の猛暑を反映して「暑」の一字が大きな和紙に描かれたのは記憶に新しいところである。

  我々道路舗装業界に置き換えるとどうであろうか。昨年はアスファルト価格の変動による製品販売の好結果で、漢字一字ではないが「合材」といったところじゃないだろうか。
  しかしながらここ数年は厳しい業界環境からか、どこへ行っても、だれと話をしても明るい話がない。厳しい話しか聞こえてこない。自分自身もそんな話しかしていないのではないだろうか。
  我々業界を魅力的な業界にする為にも、せめて自分の心持ちから明るいものに変えていきたい。
  今年の12月には「いい感じ」で「いい漢字」が思い浮かぶように明るくやっていきましょう!

東京鋪装工業社員労働組合 野口光博


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80 

 
「組み合い」

  ラッシュアワー…満員電車…ここ数年、毎朝の通勤の中で人間模様を垣間見る。
若年層の人達は、状況に関わらず大体がゲーム、携帯電話に夢中である。“我関せず”といった感がある。
年齢層の高い人達は、朝の早起きも手伝ってか、席に座って居眠り…最近では新聞すら読んでいる人が少ない。立っている人も吊革や手摺にすら掴らず、周りの人に身を委ねて電車と共に大揺れ…。
では中間層の人達はどうか…、鞄や荷物は網棚や手前に抱え、どこかにしっかり掴って、周りの人達に気を使い迷惑のかからないよう必死で耐えている。近くに女性でも居ようもんならば、両手でしがみついて万歳状態である。
そして、これはまさに会社の状況に似ているのではないかと感じる。やはり中間層がしっかり支えていかなければならないのだ。
しかし、本来ならば上司は部下を教育し後継者を育て上げ、若手は先輩を見習って成長していく。中間管理職は上司によって引き上げられ、必死でついてくる部下を引っ張り上げていくのが昔からの流れではなかったか…。
 組織やチームワークの良さはこういうところに表れる気がする。先に行われたワールドカップで惨敗したフランス“レ・ブルー”。選手も監督もスタッフも何一つまとまりのない状態だった。
 知識や認識が組み合わさって組織という字になる。経営トップから新入社員までの全ての人材が、互いの良さを引き出してこそベストな状況を生む。
 組織の組という字が、決して粗末な粗になってはならない。

フジタ道路職員組合  日暮 猛
 

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79

「土浦」

 

 職場の移転にともない茨城県土浦市に引っ越してきて早いもので丸3年が経ちました。そんな土浦について皆さんに簡単に紹介しますと、上野まで特急に乗れば50分程度と都内には意外に近く、物価も安いため結構住みやすい街です。ガソリンが安いのも魅力の一つです。
農業が非常に盛んで、生産量日本一の蓮根を始め新鮮な野菜が安くて手に入り、那珂湊や大洗といった有名な漁港も近いため、海の幸も豊富です。また、「一人娘」というおいしい日本酒もあり、そのつまみには佃煮がもってこいです。中でも鰻の佃煮は絶品なので、こちらにお立ち寄りの際は是非おみやげにどうぞ。
ただし、冬は非常に寒く風の強い日が多いところです。雪が少ないのが救いですが、朝晩の冷え込みは、腰痛持ちの私には非常にこたえます。
次はいつ移動になるかわかりませんが、引っ越すなら暖かくて食べ物のおいしいところがいいですね。

前田道路労働組合    谷口 博

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78

「自分の健康について考える」

 組合の専従となり新宿から京橋へと職場が移ったのが数日前。これまで運動らしい運動もせず、歩くのは通勤時のみ。しかし、その通勤も1時間から30分へと時間が短くなったため、これではいかんと思い立ち、昼休みを利用して近くのオフィス街を探索して歩こうと決めました。
単身赴任6年目、もともと体育会系で逆三角形だった身体も今ではピラミッド型となり、面影全くなし。現場事務所勤めの時は食堂があり食事の心配はなかったが、今では何を食べるか日々迷う。
それでも最近は、1日のカロリー摂取量を計算しながら食事をするようになり、自炊も楽しくなってきた。肉より魚、エスカレーターよりも階段を自然と選んでしまう自分は、立派な中年サラリーマンの仲間に入ったとしみじみ思う。
 自分はまだ若いと思いこんでいる皆さん、自分の身体は自分で守るしかないのだから、自分の健康について考え、一刻も早く生活改善を実行していただきたい。
NIPPO労働組合 木村 祐義

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77 

「今ある幸せ」

組合専従となり、まもなく1年・・・。

入社13年目にして初めて電車通勤を経験し、通勤時間を有意義に過ごそうと考え、
読書をすることに・・・。

 年に一冊読むか読まないかといった程度であった私が、通勤車内での読書がようや
く習慣となった春先・・・。

たまたま実家に帰った際、父の本棚を眺めていると、西日が当たり色あせてしまった
本が目に留まったのです。

 その小説は山岡荘八著「小説 太平洋戦争」
 タイトルのとおり、太平洋戦争の開戦前から終戦、戦後までの数年間を9巻にわたり
詳細に描かれている小説でした。

 今まで知らなかった戦争の事実を改めて認識したのは勿論ですが、本当に実感した
ことは、犠牲になった方々のおかげで、「今」があるということ。
先行きの見えない不安で厳しい時代となった「今」。
当時の言い表せない悲惨な状況に比べれば、何不自由なく暮らせている「今」は本当
に幸せなんだと・・・。

 もうすぐ64回目の8月15日。
戦争を知らない世代である私にとって、今後その日は、今ある幸せを改めて実感でき
る日となりそうです。

大成ロテック社員組合
                                      吉屋 圭雄

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76 

「兎と亀」

 鈍間な亀が、兎と山の頂上を目指して競争し、先行した兎が昼寝している内に追い抜いて先

にゴールする皆さんご存知の童話では、亀の鈍さを馬鹿にした兎が油断していたため、仇にな

ったというのが一般的な見方ですが、勝因・敗因は双方の目標が異なったことだと思います。
 兎は、先にゴールするのではなく、亀に勝つことしか考えてなかったので、差が開いた所で

「もう、いいや」と思ってしまった。一方、亀は兎に勝つことは肝心ではなく、遠いゴールに

辿り着くことを最終目標としていた。それが双方の結果となった。
 道路建設業界も依然厳しい環境にありますが、目先の利益だけ追求する企業では、長続きは

しないでしょう。組合も然りです。亀に倣い、五年度・十年後の目標を明確にし、急がずとも

一歩一歩着実に進歩する組合活動をしていきましょう。
三井住建道路労働組合                                      静  正人

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75 
 
「読書のススメ」

 
日々の通勤での時間つぶしはもっぱら、文庫本を読むことである。
選ぶ本は特定のジャンルに拘らず、新聞や雑誌の書評を眺めてから選ぶことにしている。絶賛されている本へ実際に接してみると落胆することも少なくない。嗜好の問題もあるが、「これは!」という本に出会う確率は高くはない。
そんな折、ある雑誌の書評から見つけた城山三郎著「落日燃ゆ」(新潮文庫)は久しぶりのヒットであった。戦後、唯一、文人としてA級戦犯となりこの世を去った広田弘毅元首相が主人公の物語である。激動の時代に翻弄されつつも、信念を貫き、決して他者に責任を転嫁しない生き方には感銘を受けた。
最近はテレビやパソコンといった画像が情報の中心となっているが、心を揺さぶられることのある「活字」に接することも悪くはないと思う。これからも「これは!」と思える本への出会いを楽しみにしている。

NIPPO労働組合 新玉 克也

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74 

「言葉」

私の会社は、最近話題にもなっています秋葉原なのですが、秋葉原でイメージするものは何でしょうか?
電気街、メイド喫茶、オタクの街など・・・色々と思い浮かびますが、やっぱり私の中では、オタクの街というイメージが強いです。実際にテレビで見るような、リュックを背負って、紙袋を持っているという人を多々見かけられます。
 前に会社の飲み会の場で、「オタク」と「マニア」の違いは、分かる?という質問を聞かれた事があります。2つの言葉の違いだけで、意味は同じ。確かに違いは?と聞かれると即座に答えは出てきませんでしたが、よく考えた結果、まず「オタク」という言葉は、周りの人に便乗されて同じようなものに夢中になる人、また集団。リュックを背負い、紙袋を持っているような人。が想像されます。もう一つの「マニア」という言葉は、「オタク」とは逆で、周りの人に便乗されず自分の趣味が人に負けないくらいの知識を持った人。集団というより個人に限定される言葉ではないかと思います。
皆さんは、この2つの言葉の違いは分かりますか?
普段使っている言葉の中にも言葉は違うけど、意味は同じというような言葉は沢山あると思います。是非この機会に皆さんも考えてみて下さい。

東京鋪装工業社員労働組合 杉原 慶太

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73 

「魅力ある業界」へ

 近年、道路工事について、マスコミの報道ではマイナスのイメージしか公表されていない風潮があります。無駄な道路建設、何度も同じ箇所を打換え工事をしている等です。
 道路づくりは経済活動、生活を担う基幹産業です。我々から見ても本当に必要性に疑問を感じる道路や、打ち換える必要のない道路工事があるのも確かです。しかし、現実は無駄で意味のない工事ばかりではないと思っています。
 我々は一般の人を対象にして道路づくりに関する情報をもっと幅広く伝える活動を行うべきだと思います。工事看板で工事の目的を揚げた看板で内容を明記したりしているところが多いですが、現場付近の住民の方に説明会を開く等、やり方は色々あると思います。組合活動も他の産業の方と交流できる場でもあるのでPRできるチャンスの場でもあると思います。
 2008年は道路工事が世間に理解され、期待される業界に変身できればと思っている今日この頃です。

(東亜道路労働組合 平野 和雄)

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72 

「確率論」

みなさんの周りには賭事が好きな人は多いだろか。
では、賭事の中で確率の良いものは何か。運がすべてと言われればそれまでだが、基本的に主催者側の取り分(手数料)が低ければ、おのずと分配金を貰えると考えられる。
手数料を調べてみると、宝くじをはじめとする公営くじで約50%、3競オートで25%、パチンコで15~30%、ついでに株や投資信託で1~3%程度と言われている。
こう考えてみると、やはり親は儲かると言ったところで、公で何かに賭けると、その瞬間に元本割れを起こしているのが賭事である。
貯金をするのであれば、倹約が一番と自分に言い聞かせるこの頃です。
 
                             大成ロテック社員組合 佐々木俊介

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71 
 
「雨」

北海道を除いた地域では、5月から7月にかけてジメジメとした「梅雨」の時期が必ずやってきます。なぜ「梅雨」というのかは諸説ありますが、梅の実が熟す頃にふるので「梅雨」という説が、一番趣があって良いと思います。
季節を表す言葉で雨を使ったものは、春だけとってみても「糠雨(ぬかあめ)」「軽雨(けいう)」「草の雨」などがあり、日本人は昔から雨を身近に感じ、特別な感情をもって接していたのではないかと感じます。
現場で働く皆さんも、この「雨」に対しては特別な感情を持っているのではないでしょうか。「舗装出来ねぇじゃね~か!」「出荷全部中止だよ」「路盤がぁぁぁ」雨が降れば、いたる所でそんな声が聞こえてきそうです。でもそんな時は気持ちを切り替えて、ダムが雨水を蓄えるように自分のエネルギーを充電する時間にしましょう。
山に降った「雨」は初め小さな流れですが、それが小川となり、最後は大きな川となって海へとそそぎます。組合活動も同じ、組合員一人一人の意見が集まってこそ、大きな流れを創り出し、目標にたどり着けるのです。

前田道路労働組合  條 康宏

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70 
 
「ロングテール現象」

組織には古くから「80:20の法則」というものがある。「80%の売り上げは20%の顧客(商品)から」「80%の成果は20%の社員から」「仕事の80%は20%の段取りで決まる」などの形でよく知られている。
取るに足らぬ80%は無視し、重要な20%に資源を集中して経営効率を高める手法が常識となっていたが、ネット技術の進歩により、この取るに足らぬ80%が注目されている。数え切れない売れ筋でない商品の売上を積み重ねることによってアマゾン.コム等が躍進しており、「ロングテール現象」と言われている。
労働組合も古い法則が当てはまり、少数の組合員で大部分の組合活動が進められている状況だ。
幸い技術の進歩により情報伝達は早く、スムーズになっている。情報は容易に集められるし、一組合員の個人意見も組合執行部や会社幹部に簡単に届くようになった。
顔と顔をつき合わせてコミュニケーションをとりながら、しっかり議論するというアナログの部分を大事にしつつ、このロングテール現象を組合活動のなかでも起こしていきたいものだ。

NIPPO労働組合 頼 貞貴

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69

「原点」

 ここ最近「ちょい悪オヤジ」という言葉をよく聞く。
 日頃の修行(酒豪?)で見事に蓄えた脂肪をベルトにのせ、休日といったら寝巻き姿でゴロゴロ…。まさにその動きはトド(?)まるところを知らない。
 そんなオヤジ達が若者の格好をしてみたり、スポーツなんかに目覚めたりしている。自らすすんでか誰かに唆されてかは不明だが、私の愛するサーフィンの世界にもかなり進出してきた。
人生の荒波は幾度もくぐり抜けてきたはずのオヤジ達が、波打際でもみくちゃになっている。すぐに取ってしまう休憩の度に、「どうしたら?」「コツは?」と若僧に教えを乞う。やはり時代の流れ?年功序列は薄れて…。
そんなことを思いながら執筆していると、そこで急に筆が止まった。というのも、当の本人がもうすっかりオヤジなんじゃないかと頭をよぎったからである。
だとすると若者も若者、オヤジもオヤジ、互いを尊重し合って…と言わざるを得ない。それは会社でも組合でも同じ事…。

フジタ道路職員組合  日暮 猛

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68

「ワールドカップ」

 
4年に1度のサッカーの祭典ワールドカップが開催されました。前回の日韓大会からもう4年も経ってしまったなんて、本当に早いものです。
聞くところによると、日本国内のW杯への関心は4年前のよりも高いそうで、W杯が日本にしっかり根を下ろしている証でしょう。
出場32チームは多彩であり、平均寿命を見ても日本男子が78.7歳だが、アンゴラ男子の平均寿命はなんと39.9歳 これにはビックリさせられ、平均所得を見てもアメリカの1/100しかない国もある。しかし、ピッチの上ではそうした国も先進国もすべて対等であり、勝利の機会も均等であるがゆえおもしろく、毎日サッカー観戦し寝不足の方も居たりして。
野球では、第1回WBCが行われ、日本は世界一に輝きました。この大会はルール・運営方法にいくつか問題視されたが、絶望的なところから勝ち上がっての初代チャンピオンであり、強運を感じました。この運をW杯に再現できたらと思って・・・いたのだが。

三井住建道路労働組合  澄川 武

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67
 
「チェーンリアクション」

 建物のドアを、後ろから来ている私のために押さえてくれている女性に気づいた。小走りでドアを受け取って「ありがとう」と言って振り返るとおじいさんが歩いてきた。ドアを開けて待つ私におじいさんは「なんて優しいんだ、ありがとう」と言った。私は彼女の方を見て「彼女がさっき私にしてくれたから」と言うと「ああそうか、僕も今日誰かにそうするよ。いい一日を」とにっこり微笑んだ。
 この話をアメリカにいる友人に聞いてから、ドアやエレベーターに立つとふと思い出します。とんでもない事件が起きたり、悪質なチェーンメールやウイルスも飛び交っている怖い時代になったけど、こんなささいな優しい話がもっと世界中に広まって、誰かが誰かのためにドアをあけて待っててくれますように。

大林道路職員組合  水田貴美

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66

「体力」

最近体力の衰えを感じる。年齢33と言えば一般的には働き盛りということになるのであろうが、体脂肪率が基準を越え、また長時間のデスクワークの影響からか首腰が痛む。どうにも疲れる。
体脂肪については、自己の責任によるところが大きい。現在「ココアダイエット」を週末土日の夕食に試している。またお酒を飲んだ日の帰りは一駅先まで歩くことにした。まだ効果は表れていない。
先日の新聞に「自転車通勤のススメ」という記事があった。満員電車の回避、意外な店の発見、もちろんダイエット効果も、とのことである。
結局は何をするにせよ、自己の強い意思がなければ、体力の回復は望めないことは間違いないであろう。
 
         東京鋪装工業社員労働組合  山形 敦

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65

「七夕」

ニュ-スなどで七夕祭りの話題が流れる事が多くなるからでしょうか。この時期になると七夕の話を思い出します。
7月7日七夕の夜、年に一度おり姫星(織女星)と、ひこ星(牽牛星)が天の川をわたって会うことを許された特別な日とされています。
最近2才4ヶ月になるの娘が「きらきらひかる夜空の星よ」と歌っているので、夜空を一緒に見て「あれが星だよ」と教えてからは、私の顔を見ると「星見る」と言うので、娘と一緒に夜空を見上げる機会が多くなったこともありますが、昔のことを想いだしました。
私が中学生の頃、高価ではないが天体望遠鏡を持っていて、よく太陽系の惑星や星を見たものでした。きっかけは「理科の先生が美人」とよくある動機不純でありましたが、だんだん面白くなったのは事実です。その頃は漠然と星を見ているだけで楽しかったような気がします。
私はここ数年七夕の日に願い事をしたことはありませんでしたが、今年は昔のことを想いださせてくれた娘のために、何か願い事をしようと思っています。
さて皆さん、七夕の日にはどんな願いごとをしますか?
やっぱり現実的に「宝くじが当たるように」が一番かな?
私の独り言でした。

東亜道路労働組合  才川 昌信

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64
 
「寿命」

 非常にグルメに凝っている私の親戚のおばちゃんが、飼っている犬にもショート・ケーキなどを与えるものだから、「体によくないんじゃないですか?」と申し上げると、「犬は、どんなに頑張っても10年ちょっとしか生きられない短い一生なのだから、せめて美味しいものを食べさせてやる」とおっしゃる。
 確かに、犬の成長スピードは人間の何倍も速くて、10年ちょっとの寿命というのは、かなり短かすぎる気がする。
 ところが、寿命の長い動物も短い動物も、一生を全うして死ぬときの一生分の時間に対する感覚というのは、ほとんど同じなのだそうだ。寿命の短いハムスターなどは、短い時間の中でしゃかりきになって動いているから、3年くらいでちょうどということだ。逆に、動きののろい亀などは、その分たっぷりと時間が与えられている。従って、一生を終えるときの充実度はほとんど差がないのだそうだ。
 人間はどうだろう。人間の場合は、それぞれに生き方が違うから、一生分の時間に対する思いも十人十色というところだろうか。
 でも、同じだけ生きてきて、いざ死ぬときに「ああ、もう十分生きた」と思うのと、「時間が足らない、もっと生きたい」と思うのと、どっちが幸せなのだろう?

大成ロテック社員組合 高橋忠史

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63
 
「夢」

 記録的なメダルラッシュで幕を閉じた2004年アテネオリンピック。中でも、前人未到の3連覇を成し遂げた柔道の野村選手。女性初の2連覇&4大会連続メダリスト、柔ちゃんこと谷選手。競泳2冠を含め3個のメダルを獲得した北島選手。日本に女子マラソン2大会連続金メダルをもたらした野口選手。その他多くの選手がそれぞれ目標を掲げ、日々惜しまぬ努力を積み重ねた結果が、この“夢”の実現につながったのだと思う。
しかし、必ずしも努力した人全てが“夢”かなうわけではない。
当然敗れる者、去っていく者が星の数ほどいる。たとえ“夢”を掴んだとしてもいつかは負ける時がやってくる。永遠ではないのだ。
 人の夢と書いて“儚い”と読む。その儚さゆえに、人々の目にはよりいっそう光り輝き、美しく映るのかもしれない。
 “夢”はありますか?“夢”を持っていますか・・・?

フジタ道路職員組合 日暮

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62
 
「IT革命」の結末

最近は死語と化してしまった「IT革命」。かつては新聞や雑誌を読む度、目にする機会が多かったが、一体何を意味するものだったのか。ITが「インフォメーション・テクノロジー」の略であることは承知しているが、どうも「何を指すのか」が釈然としない。あれはどう考えても、官僚が予算を獲得するためのネタであり、かつての「マルチメディア」と同じように、時の経過と共に死語と化す運命にあると分かりつつも、それでも「革命」と言って大騒ぎするのであればせめて「革命」も英訳して、「ITレボリューション」と呼べば少しは庶民のウケも良かったのではと思う昨今である。
転勤を機に久々の電車通勤を余儀なくされた私は、最近妙な光景をよく目にする。それは中高年サラリーマンと思しき男性が巧妙なタッチで「E-MAIL」を操作している姿である。これが政府の推進した「IT革命」の結末なのか。考えさせられる昨今である。
                         大林道路職員組合 竹内 弘生

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61

 「フリーウェイ」

 先日、3歳の娘と二人で「ファインディング・ニモ」を観にいった。ストーリーは、小さな魚の大きな愛が生んだ奇跡の冒険の物語である。人間にさらわれた息子を探すため、いつもは臆病な父親が恐れず、勇気を出して、果てしなく広い海へと旅立ってゆく。いろいろな困難に遭いながらも、様々な出会いによって周りに助けられ、最後は愛する息子と再会する。
 印象は、コンピューターアニメーションの技術、水中という非日常的な世界の、光、砂、石、植物や生き物など細部にわたるリアルさに驚かされた。アニメ映画とはいえ侮れず…。(いまや、人間の技術をもってすれば、画面上で表現できないものは、ないのではなかろうか?)
 家庭の問題、環境の問題とメディアで取り上げられるような話題と関連付けて考えてしまうが、まずは、父親マーリンの勇気と家族愛を見習うべきか?デジタルな映画を観て、アナログな感想であった。
 映画が終わり、娘が一言。「パパ、大好き」子供達の将来の世界を案ずると同時に、果たしていつまでそう言ってもらえるのか…。
                                  全大有労働組合  小嶌 剛

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60
 
「ゆでがえる」

カエルを熱湯いっぱいのビーカーにほうり込んでも、生存率は100%だそうです。これは大発見で、カエルの皮膚には熱に触れると、熱を伝えない性質に急激に変化する細胞が含まれていることになる。これを利用すれば防火服や防火壁etc.市場が広いと思いきや、実はカエルは熱湯にほうり込まれるや、熱い!とばかりピョンと跳ねて、ビーカーの外へ飛び出すので生きているのだとか。当たり前のようですが今度は別の実験をしてみます。カエルを、今度はたっぷりと水の入ったビーカーにほうり込み、その下にアルコールランプを置いて、ゆっくりと煮ます。ところが今度は、変温動物のカエルはそれに適応し、ぬるま湯に“氷が溶けて春がきた”とでもうなっている間に、いざ熱湯になった時にはそのまま動けなくなっており、そのままゆでガエルになってしまうのだとか。
 Webって何?ITなんて知らないよ!ブロードバンドってベルトの一種?パワーポイントって獲得すれば何か特典があるの?なんて言っている人がいればひょっとしてゆでガエルになりやすいのかも!!

                (大成ロテック社員組合 小山)

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59
 
「フリーウェイ」

映画「ハリー・ポッター」シリーズの第2作を子供と見に行った。大人が見ても充分楽しい構成だが、恥ずかしながら「魔法で色んな事が解決出来たら・・」という非現実的なあこがれを感じながら見てしまった。映画の中の人々は、万能の魔法使いで、当然のごとく便利な魔法だらけの日常を送っている。どこを見てもうらやましい~!
子供曰く「ハリーは子供だけど勇敢で知恵がある」。そう、物語の主人公が敵との戦いで発揮したのは勇気ある行動だ。魔法だらけの社会でも魔法が万能ではないのだ。省みれば、現実の世の中も同じで、魔法と言っても不思議でない便利な道具はいっぱいあるが、山積された問題はそれだけでは解決出来ない。ヒーローじゃない自分は粛々と行動するのみ。

前田道路労働組合

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「フリーウェイ」

郊外に住む友人と久し振りに酒を酌み交わした。酔った友人曰く。珍しく日没前に帰宅するとカミさんが「明日は仲秋の名月だからその辺でススキを採って来て」と言うので、家の周辺を歩きまわるが空き地にはぺんぺん草もない。生えているのは背の高い外来種の草ばかり。仕方なく手ぶらで戻ると「何処を見て来たの」ときつく怒られた。
お前の業界が空き地も道も手当たり次第に舗装するからだ。同じ方向ばかり見て仕事をするな。文化や芸術や福祉も考えろ!宰相は「敵はあまたありとも」見果てぬ夢を追うラ・マンチャの男に目頭を熱くしたではないか。野菜にケチャップやオリーブオイルをぶっかけてイタリアンか?グローバル化がなんだ。日本の味は、酸味・苦み・甘み・辛み・塩味・滋味だよ…食べ物に限らず何んでも粗末に扱ってはいかんよ…と平成の枯れススキは豪語する。 その真夜中、グラスを片手に衝動でビゼーのカルメンを聞いている…と「近所迷惑よ!」とカミさんの声。 断って置くがこの愚痴はある同僚が話していたことである。悪しからず…。

(日本鋪道労働組合 山崎)

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57

 「フリーウェイ」

ワールドカップも終わり、ドイツが西ドイツ時代から含むと4回目の(ブラジルが5回目の)(トルコが2回目出場でなんと初の)優勝に終わりました。その中でも、日本代表の活躍に熱い声援を送ったのではないでしょうか。
ワールドカップも今大会で17回目であり、その中でも1度だけ試合をせず不戦勝という試合がありました。それは、第3回フランス大会直前の出来事で、本大会出場を決めていたオーストラリアがナチス・ドイツに併合され、国名そのものが地図上から消滅してしまった。通常なら代わりの代表チームを探せばいいのだが、当時ヒトラーが総統に君臨するナチス・ドイツの力は絶大で、FIFAはそんな彼らを刺激することを避けたのか、参加チーム不在のまま大会の開催に踏み切ってしまった。これで思わぬ得をしたのはスェーデンであり。闘わずにして1回戦を難なく突破。ワールドカップ史上初の不戦勝という勝ち上がりを記録した。
 今大会を振り返ってみて、4年後の次回大会に期待がもてる大会だったような感じでありました。私たちが働くこの道路建設産業も一日も早く期待がもてる産業になるといいのですが。  

 (三井道路労働組合 澄川)

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56
 
「ビジョンやいかに!」

小泉首相は「無信不立」・「構造改革なくして景気回復なし」・「聖域なき構造改革」、ソニーの出井社長は「デジタル・ドリーム・キッズ」・「エレクトロニクスとエ  ンタテイメントの融合」・「リ・ジェネレーション」、トヨタ自動車は「Drive Your Dreams」・「人・社会・地球の新しい未来へ」、ホンダは「The Power of Dreams」・「喜びの創造」・「喜びの拡大」・「喜びを次世代へ」、これらは全てその方々や企業のビジョンです。

ビジョンとは「未来に対する構想」と辞書にかかれています。ビジョンを持った人や企業はどのような考えのもとで行動しているのか、また人を引き付け魅了し心の中に何かが生まれる。私達もそれぞれ個人や会社のビジョンに向かって日々生活をしているのではないでしょうか。

私達の未来は?道路建設業界の未来は?日本の未来は?一人一人がすばらしい未来となるビジョンをお持ちのことと思います。2002年みなさんのビジョンやいかに?

大成ロテック社員組合  小山

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「ヒラメ馬鹿」

秋の台風が気にかかる頃になると何をしても手につかず状態になり、心は常磐方面の外海あたりに浮遊している。3月末日をもって禁漁となったヒラメが10月の大原港を皮切りに11月の鹿嶋、12月の日立と北へ向かって解禁となる。
 「馬鹿」とはその道にどっぷりと漬かった人間によく使われる名詞であるが、小生も自他ともに認める「釣りバカ」として、この種の諸兄達の末席に居座っている。
 1年を通しての釣行回数は少なく見積って月に3~4回程度としても、年に40回前後となるが、四季折々の釣魚の中でもヒラメは趣を異にするものである。ヒラメ釣りの何が私を含めた「ヒラメバカ」を夢中にさせるかというと、事由は各々あるにせよ共通点がある。それはスリルである。ヒラメの捕食動作は古の格言に「ヒラメ四十」とあるように餌となる鰯や小鯵等を上目づかいに見つけると底より浮上し、生き餌を一気には飲み込まず、尾びれの方から噛み砕いていく。針は生き餌の鼻先と孫針を使用する場合は背びれの辺りに刺してあるだが、この針にフッキングさせる確立は五分より低いと思われる 。当りがでて引き込むまでの間が潮の状態や天候等でその都度変わってくる。いずれにしても、せっかちは禁物である。「食い込め食い込め」と心で念じながら、胸は高鳴るのである。こんなスリルはそうはない。
 さて、それはそうとそろそろ下期一時金の交渉がはじまる。ヒラメの捕食動作同様に目の前にある餌に飛びつくのではなく噛み砕いていく余裕が欲しいものだ。いずれにしても、釣られて間抜けな面をさらすのは同様か。

    東京鋪装工業社員労働組合  古里

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54
 
「フリーウェイ」

今年4月の自民党総裁選の結果、小泉純一郎首相が誕生した。そして、「聖域なき構造改革」を旗じるしとした小泉新内閣は支持率が80%