2016年1月13日　第31回労使セミナー開催

平成28年1月13日(水)、東京日暮里のホテルラングウッドにて、第31回労使セミナーを開催いたしました。

このセミナーでは、労使共通の課題であろうテーマについて、その専門家を招き講演してもらうというもので、

今回で31回目を迎えました。

ここ数年は事業所閉所や計画的連続休暇取得に力を入れて、業界全体の労働環境・職場環境の改善を

図ってまいりましたが、若年層の入職者の減少、技術者や関係者の高齢化というような難題にも直面して

おり、産業・業界の魅力化や各社のイメージ、ブランド力の向上が課題である状況です。

そこで今回は”教育”に焦点をあて、”いかにして部下のマネジメント力をあげることができるのか？”に

着目して高畑先生に『自分の限界を打ち破るメンタル力』と題した講演をお願いさせていただきました。

講演のなかで、先生は「マイナスのイメージを持つと不安になり失敗するので、ポジティブなイメージを

持つと持てる力を発揮できて上手くいく。ネガティブなイメージは、過去の失敗談からも描きやすいが、

ポジティブなイメージ（成功イメージ）は、想像して描くトレーニングをしなければ簡単には描けない。

スポーツ選手がやってるイメージトレーニングは、まさにこのことで、頑張ることを目的とせず、自然体で

臨むことが結果に繫がる。」と示されておりました。

　今回の講演で教えていただいた”メンタル強化の心構え”を会社の職員（同僚・部下）にご教授していた

だき、メンタル面からマネジメント力の向上に繋げていただきたいと思いました。

このような内容の話を聞きながらセミナーは終了し、30周年記念祝賀会の開催にうつりました。

道建労協　白鳥議長	講師　高畑好秀　先生