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東北地区 地域交流会

東北地区 地域交流会

平成24年6月22日(金)、仙台ガーデンパレス5階欅の間にて、東北地区の地域交流会が開催されました。前年度はご存じのとおり東日本大震災の影響により中止せざるを得ませんでした。1年が経ち、バタバタと何かを終わらせなければ、という状況がとりあえず落ち着いてきたということから、今改めて休むことの大切さを考えていただき、休むためのキッカケとなるよう開催する運びとなりました。もちろん今も忙しい状況に変わりはないのですが、各社とも一応の震災対応シフトを敷いていますので、昨年の今頃と比べれば環境も少しは改善されていると思われます。

今回は5単組16名の方に参加いただくことができました。中には震災後に入社したという若手社員の方や、今何かと話題の福島は郡山から参加いただいた方、前田道路労組からは女性も参加いただきました。

意見交換会では、現状として年度末を越したので、ひとまずは工期に縛られることが少なくなり、土曜日の休日取得は無理だけれど、日曜日は何とか休みをとることが出来ている、役所も幾分余裕をみた工期設定をしている、震災直後は民間からの発注が多く、休みも無く復旧に明け暮れたが、最近は役所仕事がメインなので、日曜日はほぼ休めている、高速道路班は全く休めていない、人数のいる工場は交代で休みを取るようにしているが、やはり交代要員のいない工場はずっと出ている、中には時短に向けて書類を減らすと口では言っているが一向に減る気配が無い、という意見もありました。また、人員の東北シフトに対し、宿舎などを用意したいが建設業相手だと貸してもらえない、といった業界特有の悩みもありました。

山下議長からは、北陸地区の意見交換会で出てきた話などを紹介しつつ、休むための努力と勇気を持ち、所属長も職員も意識のベクトルを少しでも変えてもらえるように、話がありました。

休むことは体にもメンタル的にも健康を維持するためには重要なファクターであり、安全作業やきちんとした仕事を全うするには、自分の体のことも考えなければいけない、ということです。

懇親会では、単組の枠を越えていろいろと話をすることができ、楽しく過ごせました。

ご参加くださいました皆様には、この場をお借りしまして、厚く御礼申し上げます。