第27回 定期大会
平成24年7月17日火曜日、ホテル ラングウッドにて、道建労協の第27回定期大会が開催されました。大会当日は建設産労懇の各組織から、日建協 山田議長、建設連合 吉田副中央執行委員長、長谷工グループ労働組合 梅田中央執行委員長、全電工労連 川村事務局長、通建連合 藤井議長の皆様にご臨席を賜り、山田日建協議長にはご挨拶も頂戴いたしました。
大会での山下議長の挨拶では、「この1年間の我々を取り巻く環境を振り返りますと、日本経済は東日本大震災からの復興需要などもあり、徐々に回復に転じてきました。しかし、欧州危機による歴史的な円高や原発問題による電力不足などにより不透明感が強い状態で」あり、「建設業界に目を向けますと、ピーク時の半分以下まで落ち込んだ建設投資額は震災からの復旧、復興予算により若干の増加に転じています。しかし、復興からの再生ビジョン等の遅れから、なかなか本格的な復興が進んでい」ないという認識が示されました。そして、「被災地域では各社増員して対応しているものの大変忙しい状態が続いています。また、被災地以外の地域の工事量は依然として少なく、多くの組合員を被災地域に出援し、非常に厳しい環境の中、少人数での業務を強いられています。仕事量等の地域間格差が広がり、組合員一人ひとりの業務量が増加していると強く感じています。また、この震災を期に、「道路」の重要性が再認識されました。私達は道路建設産業の社会的使命を再認識するとともに、道路建設を通じて社会に貢献する事を確認し、魅力ある建設産業を目指すことが重要」だと述べました。
その中で、道建労協が組合員の「ワーク・ライフ・バランス」の実現に向けた取り組みにおいて特に力を入れているのが「春闘を中心とした組織活動」そして「土曜閉所推進運動」であり、その理由は議長の挨拶であったとおりです。
今後も「ワーク・ライフ・バランス」の実現に向けて、道建労協加盟組合員の背中を押していける活動を実施していきたいと考えています。どうぞ宜しくお願いいたします。
ご 挨 拶
謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は私ども道建労協に対し格別のご指導、ご鞭撻を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、この度7月17日に第27回定期大会を開催し、2012年度の活動方針を決定するとともに新役員を選出し、新年度の活動の第一歩を踏み出すことが出来ました。
今後とも、魅力ある道路建設産業の実現に向け、加盟単組とともに働きがいのある職場の環境づくりと豊かな生活の実現を目指し、諸活動を積極的に進めてまいる所存でございますので、より一層のご指導をよろしくお願い申し上げます。
なお、本大会をもちまして退任いたしました旧役員に対して寄せられましたご厚情に感謝申し上げるとともに、今後ともご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
新役員
議 長 山 下 剛 (NIPPO労働組合)
副 議 長 高 島 力 (大林道路職員組合)
副 議 長 矢 嶋 宇 之 (大成ロテック社員組合)
事 務 局 長 服 部 栄 三 (前田道路労働組合)
中央執行委員 神 田 知 典 (フジタ道路職員組合)<新任>
中央執行委員 杉 原 慶 太 (東京鋪装工業社員労働組合)<新任>
中央執行委員 静 正 人 (三井住建道路労働組合)
中央執行委員 有 木 秀 龍 (NIPPO労働組合)
会 計 監 事 奥 野 尚 平 (大林道路職員組合)<新任>
会 計 監 事 和 久 康 郎 (大成ロテック社員組合)
退任役員
中央執行委員 日 暮 猛 (フジタ道路職員組合)
中央執行委任 野 口 光 博 (東京鋪装工業社員労働組合)
会 計 監 事 河 合 努 (大林道路職員組合)
以上
また、大会に先立ち地協代表者会議が行われました。地協における活動報告ののち、地協における道建労協としての活動、意義などが話し合われました。今後は地協という名前を残すものの本部主導により、もっと集まりやすい、参加しやすい組織に移行していくという方向性を決め、今後本部でも検討していくこととなりました。
参加下さった地協代表者の方々は、
北海道地協 地島 議長 関東地協 糸田川 議長
中部地協 丸山 副議長 関西地協 井本議長
の皆さんでした。地協相談窓口は、高島副議長となっています。宜しくお願いいたします。
また、大会にご参加下さった代議員の皆様、建設産労懇の各組織の皆様、地協代表者の皆様、誠にありがとうございました。今後とも道建労協の活動にご協力をお願い申し上げます。