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建設産労懇 第12回総会

建設産労懇 第12回総会

平成24年12月10日(月)日暮里 ホテルラングウッドにて、建設産業労働組合懇話会(建設産労懇)の第12回総会が開催されました。

今期の事務局長である福崎事務局長(通建連合)の司会により進められ、山田会長(日建協)から「産別であっても、この建設産業の中においては目指すものは一緒だ。これからも皆で知恵を絞っていきたい」という挨拶ののち、福崎事務局長から2012年度の活動報告、2013年度の活動方針が発表されました。2013年度の役員選出のあと、各産別組織からそれぞれの活動報告・活動方針などが発表されました。2013年度の役員は以下のとおりです。

会   長: 山田 栄治(日建協)

副 会 長 : 星野 康幸(建設連合)、山下 剛(道建労協)、野﨑 浩二(全電工労連)、

         藤井 淳(通建連合)、梅田 泰三(長谷工G労組)

事務局長: 川村 秀樹(全電工労連)

運営委員:澁川 明 、 諸澤 正毅 、 平山 勝基 、 植村 芳輝 (以上 日建協)

       野村 昭典 、 棚橋 滋男 (以上 建設連合)、 福崎 信宏 、 髙山 純一 (以上 通建連合) 

       大山 恭史 (全電工労連) 、 原 賢一 (長谷工G労組) 、 服部 栄三 (道建労協)

最後は、野﨑副会長から「建設産労懇だから出来ること、その意義を考えながら皆で知恵を出して取り組んでいきたい」という挨拶で総会は終了しました。

               山田会長                           野﨑副会長

 

 

 総会の後はセミナーとして、基調講演が行われました。講師は、ラグビー元日本代表で、現在はNPO法人 ヒーローズの会長である、林敏之さんでした。ラグビーファンなら知らない人はいないというくらい、ラグビー界では「レジェンド」である氏は、心の触れ合い、感性を大切にした感性開発の道を追求されています。

高校ジャパン、同志社大学では大学日本一、神戸製鋼では7年連続日本一、という輝かしいキャリアを誇る林さんですが、これまでのラグビー人生における挫折とその苦悩、もがきをお話いただきました。物静かに語りかける口調から、その時の状況やその時に感じたままを再現するかのような腹の底から出される声、一時間と少しの時間でしたが、圧倒され続けました。五木寛之さんの「今の時代は豊かだけど、乾いている」という言葉を紹介いただき、このような状況だからこそ感じること、感動すること、湧き上がる体験が人を突き動かす、感性の力というものを磨いていくことが重要だ、とお話下さいました。

また、限界というものには、生理的(肉体的)限界と心理的(精神的)限界があり、生理的限界の前に心理的限界が来てしまうが、トレーニングによってその心理的限界は延ばすことが出来る、つまりは生理的限界をも伸ばしていくことにもなる、という話もあり、なるほどと思わされました。

懇親会は諸事情により道建労協と日建協の一部の方のみの参加となりましたが、林さんもご参加くださり、楽しい時間を過ごすことが出来ました。ラグビーファンもいて、なかなかマニアックな話題もありました。林さんは本当に熱いお方だと実感しました。

 

この場をお借りして、講演いただきました林さんに、心より御礼を申し上げます。また、産労懇の運営メンバーの皆様、お疲れ様でした。今期も道建労協を宜しくお願いいたします。